モバイルバッテリーやガスボンベなどの処理に要注意!!
2023/03/31
不動産お役立ち情報
リチウムイオン電池やガスボンベ、スプレー缶など、
取り扱いや廃棄方法を誤ってしまうと火災につながる恐れが・・・
タブレット端末や携帯用バッテリー
タブレット端末を廃棄するために電池パックを取り外したところ、リチウムイオン電池のパックが発熱した事故。
外力が電池に衝撃を与え、内部ショートが発生したものと推測されます。
使用説明書には電池を取り出さないようにとの記載がありました。
リチウムイオン電池を搭載している製品では、電池を簡単に取り外すことができないものが多くあります。無理に取り外そうとすると、電池に外力が加わり、内部ショートを起こす可能性があります。
このような製品を廃棄する場合は、自治体の指示に従ってください。リチウムイオン電池を搭載した機器には、充電式端子、家電製品、携帯用バッテリーなどがあります。
可燃ごみとして廃棄された場合、ごみ収集車や埋立地などで破砕され、火災の原因となる可能性があります。
ガスボンベやスプレー缶のガス抜き
密閉された場所でガスボンベのガス抜き作業中、給湯器から引火し周辺を焼損。
当時、ガスボンベには “可燃性、火気厳禁“、”完全に使い切り、他の廃棄物と分別して処分する “と表示されていた。
ガスボンベやスプレー缶は、最後まで使い切るまで廃棄してはいけない。
電池の保管や廃棄
ボタン電池や乾電池を複数まとめて袋に入れて保管していた。子どもが袋をテーブルに置いたところ、ポンと音がして煙が上がり、袋が燃えた。
電池のパッケージには「保管や廃棄の際は、他の電池や金属類と接触しないように隔離してください」と書かれていた。
今回のケースでは、ボタン電池を他の電池と一緒に保管していたところ、他の電池の金属部分と接触してショートを起こし、内圧が上昇して電池が破損した疑いがある。保管時だけでなく、廃棄時にも同様の事故が発生することが懸念されます。
ボタン電池の保管や廃棄の際には、電極をテープで完全に覆うようにするよう注意喚起しています。セロハンテープやビニールテープは絶縁性があるため、焼損防止に有効です。