低収入が原因で各種審査に落ちた人はどれくらいいる?収入を増やす以外に信用を向上させる方法は?
2023/08/25
不動産お役立ち情報
クレジットカードを発行したり、住宅ローンを組んだりすると、審査が行われる。審査では「申込者に貸しても大丈夫か」をチェックするのですが、”収入の低さ”を理由に各種審査に落ちる人は一定数います。
しかし、すぐに収入を上げられる環境にある人は少ない。そこで、収入を増やす以外に信用を高める方法を解説します。
1.各種審査に落ちる理由は「低収入」
住宅ローンを借りたり、クレジットカードを申し込んだりする際には、必ず審査があります。理由は、申込者の返済能力を判断するためです。
借りたお金は必ず返済しなければならないので、申込者が返済を続けられるかどうかを判断するために、いくつかの項目がチェックされるのです。
しかし、場合によっては審査に落ちてしまい、お金を借りられなかったり、クレジットカードを作れなかったりすることもあります。
そこで、「住宅ローンの審査に通らなかった理由」を調査したところ、「収入が少ない」が47%でトップでした。(調査対象:25~45歳の男女100人)以下、「勤続年数が短い」(24%)、「頭金の自己資金がない」(17%)、「個人事業主、自営業、フリーランス」(16%)、「ローンの滞納をしたことがある」(14%)と続いた。
また、クレジットカードの審査に落ちたことある回答者84名を対象にアンケートを実施したところ、回答者自身がクレジットカードの審査に落ちた理由として挙げたのは、「収入が少ない」(34人、約4割)がトップ。次いで「勤続年数が短い」「スマホの支払いや奨学金の延滞・滞納」がそれぞれ14人だった。
2.収入を増やす以外に信用を向上させる方法
収入が増えれば信用が向上し、ローンを組んだりクレジットカードを申し込んだりしやすくなる。
しかし、会社員の場合、すぐに収入を増やすことは難しく、転職しても勤続年数が短くなってしまい、余計に信用力が落ちてしまう可能性があります。
信用力を高める有効な方法は、貯蓄を増やすことです。
定期的な貯蓄は社会的地位の向上にもつながる。ですから、数万円を定期的に預金し、確実に貯蓄ができるようにしましょう。
また、将来のために信用力を高めたいのであれば、勤続年数を増やし、健康を維持することです。一般的に、勤続年数が長いほど審査は有利となり、ローンの種類によっては、生命保険への加入が必要なケースもあるからだ。
3.社会的信用を下げないことも大切
各種審査に通過するためには、社会的信用を高めるだけでなく、社会的信用を下げないことも大切です。
社会的信用を下げてしまうケースを見てみましょう。
携帯電話料金や公共料金、クレジットカードの支払いなどを滞納すると、事故情報として個人信用情報機関に報告されます。
支払額が少額であっても、支払いが遅れると信用を失います。
また、長期間遅れたり、何度も遅れたりすると、ブラックリストに載ってしまいます。ブラックリストに載ってしまうと、ローンやクレジットカードを作ることが難しくなります。ですから、将来の人生に不幸を招かないためにも、定期的に収入と支出を把握する習慣をつけましょう。
4.まとめ
カードローンや住宅ローンを組む際には査定が行われるが、査定に通らない主な理由は “収入が少ない “ことだ。この問題を解決するには収入を増やすことですが、すぐに収入を増やすのは難しいという人も多いでしょう。
そのような方は、収入を増やすことに加えて、社会的信用を高める方法を実践し、審査に通る可能性を最大限に高めてください。
また、社会的信用を下げないことも大切です。日常生活で支払いに関係することを記録しておきましょう。