1.スマートロックとは？

スマートロックも自宅だけではなくビジネス用途や施設にも設置されるようになりました。設置する扉の種類も様々ですが、認証方法も多様化してきています。

その中でも今回は、家庭用のスマートロックの認証（解除）方法や種類・特徴を解説していきます。

これまでは物理的な鍵によるドアの開閉が当たり前だった中で、2015年のスマートロックの登場は大きなインパクトを与えた。

自宅の玄関で「鍵を取り出すのが面倒だな……」と思っていた人や、そもそもスマートフォンのアプリで解錠できる技術に衝撃を受けた人も多いのではないだろうか。

現在、多種多様なIoTデバイスが市場に出回っており、Wi-Fi接続やスマートスピーカー、スマートリモコンなどが一般家庭に普及していることも、スマートロックの人気に拍車をかけています。

2.スマートロックの種類と特徴

■ スマートフォンアプリの解錠の特徴

スマートロックが日本に登場した頃、「スマートフォンで住宅ドアの解錠」という言葉がよく使われました。

これらのスマートロックはBluetoothでスマートフォンと接続することが多く、『住人がドアに近づくと自動で解錠・施錠される』『ドアに手を触れていなくても解錠できる』という点に魅力を感じた人も多いのではないでしょうか。

ビジネス向けというよりも一般消費者向けの製品が多く、
最近では、≪Apple Watch≫を使って家の鍵を開けたい！というニーズもあるので、スマートウォッチでの解錠もポイントのひとつでしょう。

■ 暗証番号（テンキー型）タイプの解錠の特徴

このタイプは、ドアの外側に暗証番号を入力するキーパッドがあり、事前に設定しておいた番号を入力することで解錠することができます。

簡単に言えばダイヤル式の南京錠に似ているが、暗証番号式スマートロックの特徴は利便性と防犯性にあります。また、暗証番号は年齢に関係なく簡単に入力できるのもメリットです。

3.家庭用として導入する場合は・・・

入室者が家族に限られ、人の出入りが少ないケース。この場合、鍵を出すことなく手ぶらで施錠・解錠できることが重視されます。

この目的に適したスマートロックは、スマートフォンアプリや暗証番号（キーパッド式）です。

ただし、スマートフォンアプリの場合、やはりスマートフォンを取り出すことになるので、暗証番号が一番目的に近いかもしれません。

※Bluetooth接続でドアに近づくと自動解錠できるスマートロックもあります。

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