引っ越し時の注意事項 ~手順~
2023/11/10
不動産お役立ち情報
賃貸契約の解除や退去を決めたら、やらなければならないことがたくさんあります。
何から手をつければいいのか、どうやって解約の連絡をすればいいのか、途方に暮れてしまうかもしれません。
そこで、賃貸マンションを退去する際の手続きについて、やるべきことをまとめましたので、賃貸マンションやアパートにお住まいの方の参考になればと思います。
賃貸の退去は、まず管理会社に連絡しましょう!
賃貸マンションを退去することが決まったら、すぐに管理会社に連絡しましょう。
連絡方法は、電話が一番早いです。
必要な書類や手続きは、管理会社や契約内容によって異なるので、解約したい日を連絡したら、その後は指示に従いましょう。
■管理会社に連絡■
1.解約希望日を伝える
2.必要な書類を聞く
3.指示に従う
解約の連絡が遅れると、新旧の家賃を重複して支払わなければならなくなるので、退去が決まったら早めに行動することが大切です。
退去連絡と同時進行で、引っ越しの手配をしましょう!
退去の通知と並行して、引越し業者への依頼の連絡。
理由は、早めに引越しをすればするほど料金が安くなり、ギリギリに引越しをすればするほど料金が高くなるからです。
また、予約が遅れると、希望日周辺の地域が埋まってしまい、引っ越し難民になってしまう可能性もあります。
特に1月~4月の繁忙期は、引っ越しをする人が多く、競争率が高いので、一番乗りが安く済ませるポイントになるのです。
そのため、退去の連絡をしたら、先に引越し業者と調整をして、やるべき作業を終わらせておくとよいでしょう。
引越し日が決まったら、その日までに役所に必要な手続きを済ませておくと、余裕をもって引越しをすることができます。
まとめ :今すぐできる損しない2つのこと
・今すぐ退去の連絡をして重複する家賃を減らす。
・早く引っ越しの手配をすればするほど安くなる。さらに、比較すればするほど安くなることも!
引越し時の注意点リスト
退去1ヶ月前から始めること
管理会社に解約の連絡
・通常1ヶ月前の通知が必要です(※物件契約により異なる)。引越し先が決まったら、すぐにその旨を連絡する。
引越し業者を探す
・引越し希望日までに時間があればあるほど、値段の交渉がしやすくなります。
特に混雑する金・土・日・祝日や午前中の申し込みは競争が激しくなるので、先手を打つことが安く済ませるコツです。
約2~3週間前
日常生活で使わないものの荷造りを
・引越し業者からダンボールが送られてきますので、物の数に合わせて荷造りを始めましょう。日常生活で使用しないものから始めるのがポイントです。
不用品の回収
・地域によって不用品回収のルールがありますので、お住まいの地域のルールに沿って回収してください。また、不用品は有料で回収業者に持ち込んだり、リサイクルセンターに持ち込んだりすることも可能です。
約1〜2週間前
行政サービスなどの移転手続き
・電気、ガス、水道、電話、郵便、新聞などの住所変更手続き。
転居届けの申請
・転居届は、引越しの14日前から申請することができます。国民健康保険に加入している人は、保険証の返納が必要です。また、印鑑登録をしている場合は、廃止の手続きの必要があります。
1週間前
荷造りをする
・本格的に荷造りを始め、食器や洗面用具、下着など、よく使うものは最後にまとめておきます。冷蔵庫や洗濯機の水抜きは前日までに終わらせておきましょう。
引越しと部屋の掃除
・引越しの作業は業者に任せましょう。引越し完了後は、ゴミを残さないように最低限の掃除をしましょう。
立ち合いについて
・退去時には、通常、立ち合いが必要です。引越し当日の立会いが難しい場合は後日でも構いませんが、引越し後の立会いは難しいので、事前に手配しておくとよいでしょう。
※上記はあくまで一般的な目安です。賃貸借契約や契約内容によって異なりますので、必ず個別にご確認ください。