『保証会社』について
2023/10/06
不動産お役立ち情報
1.保証会社って何?
賃貸マンションを契約する際には、連帯保証人が必要となりますが、今回は、保証人なしで賃貸マンションを契約する際に必要な【保証会社】について説明したいと思います。
本来、連帯保証人とは、契約者に何らかの事情があり、家賃の支払いが滞っているときに、契約者に代わって家賃などを支払う義務のある人で、親や兄弟などの親族にあたる人です。
では、保証人を立てられる人がいなければ、賃貸マンションを借りることはできないのでしょうか。
そこで、【保証会社】の出番です!
契約者の職業、過去の延滞、その他の基準を満たせば、保証人の代わりになってくれるのです。
なお、物件によって利用できる保証会社が異なるので、〇〇社を利用したいなどの希望は難しいでしょう。
では、保証会社にはどんな種類があるのでしょうか?
2.【保証会社の種類】
保証会社には3つの種類がある。
2-1.信販系
クレジットカードなどの信用情報を基に審査する会社です。
過去にブラックになっていた場合、信販系保証会社の審査通るのは非常に難しいです。
しかし、退去後の修繕費の保証や万が一の際の大家さんへの保証は、他の保証会社よりも手厚いので、大家さんの意向で審判系の保証会社しか使えない物件もある!
2-2.LICC系
LICC(全国賃貸保証業協会)という協会があります。
申し込情報や家賃滞納の情報をデータベース化し、加盟している保証会社間で共有して申込者の入居審査をスムーズにしています。
LICCに加盟している保証会社で過去に事故があった場合、その情報は他の加盟している保証会社にも共有されます。
つまり、今まで一度も利用したことがない保証会社でも、審査に通らない可能性があるということです。
2-3.独立系
信販系やLICC系の情報を参考にせず、独自の審査基準で審査する保証会社。
つまり、他の保証会社に関する情報は知られていないので、他社でどれだけ事故があっても、最初の審査時にはゼロから審査されるので、影響がないのです。
独立系の保証会社も少なくはないので、審査が心配な方は、独立系の保証会社を利用できる物件に絞って探すと良いでしょう。
3.入居審査の思わぬ落とし穴
【スマホ料金の滞納】
スマホ?
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
いまやスマートフォンの価格は、場合によっては10万円を超えることもあり、多くの方は「分割」を選択されていませんか?
たとえば、2年間の分割払いを選択した場合、利用料金に加えて2年分のスマホ代金を月々支払うことになります。
これは「ローン」と同じ扱いなのです。
本体料金の支払い期間中に滞納すると、ローンの滞納になります。
滞納すると、信用情報に傷がつく!
多少滞納してもすぐには止まらないので、ついつい忘れがちになってしまいますので、気をつけましょう。
それぞれの特徴をご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
審査の緩い順番としては1.独立系 2.LICC系 3.信販系となります。
お部屋を探す際に、保証人がいない、審査が不安などの心配があれば
担当者へ気兼ねなくご相談下さい!