【必要なペット保険】仕組みを徹底解説!
2023/12/29
不動産お役立ち情報
ペットを飼うとき、”ペット保険に入ったほうがいいのか?“”ペット保険は本当に必要なのか “などと悩む人は多いと思います。ペット保険とは何か、その仕組みや必要な理由について解説していますので参考にしてみてください。
ペット保険って何?
ペット保険は、犬や猫などのペットが病気やケガをしたときに、動物病院でかかった医療費の一部を補償する保険です。
保険会社によっては、ウサギやハムスター、鳥など他の生き物も対象にしています。私たち人間は病気やケガで病院に行ったとき、健康保険に入っているので医療費の1~3割を支払うだけで済みますが、ペットは全額を支払わなければなりません。
ペット保険のしくみ ペット保険の主なメリットは次のとおりです。
●通院 ●入院 ●手術 ●賠償責任
通院、入院、手術は動物病院でのペットの医療行為を補償します。賠償責任は、ペットが他人を噛んだり、他人の所有物を壊したりしたことによる損害に対して支払われる。
請求方法には、”事後精算“と”窓口清算“があります。
“事後精算”では、病院でかかった治療費を飼い主が全額支払い、明細書や領収書を保険会社に送付して精算する。
“窓口清算”は、動物病院で治療を受けた際に窓口で精算してもらいます。
保険金の請求方法は、保険会社によって異なりますので、加入前によく確認しましょう。
ペット保険の必要性
本当に必要かどうかわからないまま、ペット保険に加入している方もいらっしゃるのではないでしょうか。ペット保険の保険料は、犬や猫の種類や補償内容、保険加入時の年齢などによって異なります。年齢が上がると保険料が高くなるため、すでに高齢になっているペットは保険に加入しないと考える人も少なくない。
2022年4月に10~70歳以上の愛犬家300名を対象に行った「愛犬の治療費に関するアンケート」では、「ペットに保険は必要か」という質問に対して、207名(69.0%)が「はい」と回答している。
しかし、“ペット保険に加入していますか?”という質問に対して、86人(28.7%)が「はい」と回答し、185人(61.7%)が「いいえ」と回答しています。
ペット保険に加入していない理由は「お金」と回答した人が多かったが、動物病院で高額な料金を請求された際に「ペット保険に入っておけばよかった」と後悔している人が多かった。
そこで、ペット保険の必要性について、3つのポイントをご紹介します。
Point① 高額な治療費に対応できる
日本獣医師会の「ペット(犬・猫)の飼い主意識調査(2015年度)」によると、回答者3096人のうち、犬・猫の平均医療費は5万893円で、1万円未満が最も多いが(19. 6%)、大型犬(7万4893円)や高齢ペット(犬8912円、猫65208円)は高額な医療費がかかるという結果であった。
ペットも人間と同じように年をとっていくので、医療費がかかることは想定内です。
ペット保険は毎月の保険料が必要ですが、病気やケガをしたときの医療費が軽減されるため、ペットの一生を考えると、保険料よりも医療費が高くなることが多いようです。また、治療方針を決める際、保険に加入していれば先進的な治療方法を選ぶこともできます。
ただし、保障の上限額や回数など、保険商品によって保障内容が異なります。治療方針を決める前に、補償内容の詳細を確認しましょう。
Point② 病気の早期発見・早期治療
ペットの異変に気づいても、お金がかかるからと様子を見ることにしている飼い主さんがいます。ペットは自分から病気を訴えることができないので、飼い主が毎日注意深く様子を見る必要があります。
早期発見・早期治療ができれば、人もペットも助かるのです。ペット保険に加入していれば、少しでも心配なことがあれば、すぐに動物病院に連れて行けるので安心です。
Point➂ 付帯サービスの利用
ペット保険には以下のような付帯サービスがあります。
・24時間相談
・無料健康診断
・迷子サービス
・ペットと泊まれるホテル・宿泊施設の割引
保険によっては、病気や事故の給付金以外にもさまざまな特典があるので、ペット保険を探す際には検討してみるとよいでしょう。
ペット保険には多様な補償内容やサービスある
ペット保険に加入していれば、大切なペットが病気やケガをしたときに、安心して治療や手術を受けることができます。また、ちょっとしたトラブルでも安心してペットを動物病院に連れて行くことができるので、病気の早期発見・早期治療にもつながります。
ペット保険は、保険会社によって補償内容や保険金請求の対応、付加給付の内容などが異なります。
保険をご検討している方は、複数の保険会社から資料請求をして、ご自身のペットに最も適した保険を探してみてください。