愛犬と見つめあって☆幸せホルモン「オキシトシン」
2023/04/07
不動産お役立ち情報
私たちはなぜ、愛犬を見ると幸せな気持ちになるのでしょうか。
それは、オキシトシンというホルモンが関係しています。
幸せホルモン「オキシトシン」の人と犬への効果を知り、見つめ合うことで起こる幸せの感情を発見してみましょう。
なぜ幸せになれるの?オキシトシンの効果
犬の飼い主と愛犬が見つめ合うと、双方の脳内でオキシトシンというホルモンが分泌されることが研究で明らかになりました。オキシトシンは、人間に対して次のような効果をもたらすと考えられています。
オキシトシンのさまざまな作用
女性の場合はオキシトシンは母乳の分泌を促す、セロトニン(安らぎホルモン)の分泌を促進、相手との絆を深める、学習・記憶の向上、不安や恐怖を軽減するコルチゾール(ストレスホルモン)を減少させる、傷の治りを早める、痛みの閾値を高める(≒痛みを感じにくくする)、循環器機能をサポートする、皮膚の新陳代謝をサポートする、食欲を抑制する。
愛犬と飼い主は強い絆で結ばれる
オキシトシンの人間に対する顕著な作用として、絆が強くなることが挙げられます。
この効果は、犬も人間も同じだと考えられています。人間も犬もオキシトシンが分泌されることで、飼い主と犬の絆が強まるのです。
人が愛犬に見つめられると幸せな気持ちになるメカニズム
大前提として、信頼関係があることが挙げられます。
オキシトシン分泌のカギは、犬が飼い主を見つめること。
犬との信頼関係ができていないと、無理に目を合わせようとしても、なかなか目を合わせてくれません。それどころか、アイコンタクトは威嚇や敵意と誤解されることもあります。
愛犬が目を合わせるとオキシトシンが分泌される
愛犬があなたを見つめると、脳(視床下部)でオキシトシンが分泌されます。これが脳や脊髄の様々な部位で作用します。また、オキシトシンの一部は血液を通じて体内にも放出されます。このオキシトシン効果により、飼い主は愛犬の絆を深めるために世話を焼きたくなります。
犬も飼い主の世話で幸せを感じる
犬は飼い主の行為に温もりを感じるのです。
オキシトシンの作用により、飼い主は犬を抱きしめたり、撫でたりする。これらの行動を通じて、犬は飼い主の体温を感じているのです。
そうすると、犬は飼い主の体温を感じて心地よくなり、絆が深まる。
飼い主の温もりが犬の脳を刺激し、オキシトシンが分泌される。そのため、犬は心地よさを感じ、二人の絆はより強くなります。
愛犬を見つめるとき、幸せな気持ちになるのは、愛犬が自分のことを思ってくれているからだけでなく、オキシトシンの効果もあるからなのです。
皆さんも、自分と愛犬を見つめる機会を増やし、幸せな時間を過ごしてくださいね。