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住宅ローンは固定金利と変動金利どちらがおすすめ?金利タイプ別の特徴を知ろう

2022/09/20

売りたい・買いたいマニュアル

 

初めて住宅ローンを組む人にとって、悩みの種になることのひとつに「金利タイプ」が挙げられます。比較の基準がわからず、金融機関におすすめされるままに借り入れを行ってしまうケースも見受けられますが、どの金利タイプを選ぶかによって月々の返済額だけでなく、トータルで返済すべき金額も大きく変わってくるため、慎重に比較検討する必要があります。

 

本記事で住宅ローンの2つの金利タイプについて十分理解し、自分の返済プラン・ライフプランと照らし合わせて比較するようにしましょう。


1.住宅ローン金利の種類

 

住宅ローンの金利タイプには「変動金利型」「固定金利型」の2つの種類があります。どちらの金利タイプを選ぶかによって、月々の返済額・総返済額が100万円以上違ってくることも少なくありません。ご自身の返済契約やライフプランに合わせた金利タイプを選ぶようにしましょう。

 

1)変動金利型

「変動金利型」の住宅ローン金利は、借入期間中に金利の見直しが行われるのが特徴です。

金利の見直しは半年ごとに行われ、5年ごとに毎月の返済額も見直されます。

変動金利タイプの住宅ローンを選択するメリットは、3つの金利タイプの中でも、比較的金利負担が少なく抑えられるという点にあります。特に借入時は固定金利よりも変動金利の方が利率が低いため、月々の返済額を安く抑えることが可能です。

 

一方デメリットは、金利上昇時に月々の返済額も増えてしまうという点。将来金利がどのように変動するかは誰にも予想できないため、返済計画やライフプランが立てにくく、金利が大幅に上昇したときに返済不能に陥るリスクがあると言えます。

但し、変動金利型の住宅ローンには、「1.25倍ルール」というものが存在します。経済状態の急激な変動により金利が急上昇した場合、返済額まで急激に上がってしまえば、住宅ローンの借り入れを行っている多くの人が返済不能に陥ってしまいます。「1.25倍ルール」は、見直し後の返済額が元の返済額の1.25倍までに抑えられるように定めたもので、債務者の返済負担額が膨らみすぎないようにされているということを押さえておきましょう。

 

2)固定金利型

「固定金利型」の住宅ローンは、借入開始から完済までの利率が変わらない金利タイプで、住宅金融支援機構が提供する「フラット35」が代表的な商品です。

 

固定金利を選択するメリットは、経済状況や市場の金利変動の影響を受けないため、返済額が完済までずっと一定で、将来的な返済プランが立てやすいことにあります。子供が生まれる予定のある家庭や、車の購入などで大きな出費を予定している場合でも、あらかじめきちんと返済計画を立てておけば、家計が圧迫される可能性が低いと言えます。

 

それに対してデメリットは、変動金利型と比較して利率が高めに設定されているため、住宅ローンの総返済額が多くなる点。特に現在の日本は低金利政策下にありますが、固定金利型は低金利状態の恩恵を受けにくいという特徴があります。

 

なお固定金利型には、一定期間のみ固定金利型で、一定期間経過後は変動金利に切り替わる「固定金利期間選択型」の金利タイプも存在します。金融機関によって3年固定・5年固定・10年固定などがあり、商品によってはさらに固定期間終了後に再設定できるものもあります。固定金利期間選択型は、全期間固定金利型と比較すると金利は低い傾向にありますが、固定金利の期間が長くなればなるほど金利も上がるという点を押さえておきましょう。


2.住宅ローン金利の選び方

 

住宅ローン金利には2つの種類があると解説しました。ここではそれぞれの金利タイプがどのような人に向いているかについて見ていきましょう。

 

1)変動金利型に向いている人

まず、変動金利型のメリットを活用できるのは、下記のいずれかに当てはまる人です。

 

・借入金額が少ない人

・返済額が変動しても対応できる、余裕を持った返済計画が可能な人

・返済期間が短い、もしくは繰り上げ返済を利用して短期間で返済可能な人

・金利変動を定期的に確認でき、金利上昇リスクに備えられる人

・収入が増加する予定のある人

 

既に解説したとおり、借入期間中に金利が見直される変動金利は、毎月の返済額・総返済額が将来的に変わるリスクがあります。現在日本は低金利政策下にあるため、低い金利でまとまった資金を借り入れられるというメリットがありますが、その分今後金利が上昇したときのことを考慮しておくことが重要です。

借入金額が少ない、あるいは借入期間が短い場合であれば、金利が上昇しても利息の負担増加分は少なく済みます。また、貯蓄が十分にあり繰り上げ返済が可能な人も、金利が上昇したタイミングで住宅ローン残債を減らしたり、借入期間を短くしたりできます。

 

逆に借入金額が多かったり、手元資金に余裕がなかったりする場合に変動金利型を選択してしまうと、金利が上昇したときに家計が圧迫される可能性があるためおすすめしません。

 

2)固定金利型に向いている人

次に、固定金利型に向いているのは、次のいずれかに当てはまる人です。

 

・毎月一定金額のみ安心して返済したい人

・長期的な返済計画を立てている人

・金利変動に左右されたくない人

・支出増加の予定がある人

 

固定金利型は、借入時の利息こそ変動金利型よりも高くなりますが、金利上昇により返済額が増えるリスクがないため、安定した返済計画を立てられるという点に大きなメリットがあります。

出産や育児、子供の進学や仕事の変化、急な病気やけがなど、人生には急な出費がつきものです。こうした場合、住宅ローンの支払金額が固定されているだけでも、お金の計画を立てやすくなり、家計の安定・安心感につながります。


住宅ローン金利を選ぶ前にライフプランを立てよう

 

手元資金や収入にどれだけ余裕があるか、どれくらいの期間・金額の借入を行うか、将来どのような出費の予定があるかによっても、選択すべき住宅ローンの金利タイプは大きく異なります。

なんとなく金利が安いから変動金利、返済金額が安定しているから固定金利、という表面上の比較ではなく、入念にライフプランを立て、万が一に備えておくことも大切なステップです。

 

自分がどのようなスケジュールで借入と返済を行うのか、その場合どの金利タイプが適しているかを知るためにも、まずはファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみましょう。

 


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